両親の不仲を元に戻したい

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相談文

 近ごろ、父と母の不和が目立つようになりました。仕事や家事のことなど、父も母も互いに自分の主張を通し、激しい口論になります。両親の笑顔や、仲が睦まじい姿はしばらく見ていません。大学に通っている私は、先ごろ就職が内定したので、来春には卒業し、上京する予定です。しかし、アルツハイマー病を患う祖父や、まだ高校生の妹のことを考えると心配でたまりません。両親の仲が良好になるために、私ができることは何でしょうか。

回答文

 就職が決まり、おめでとうございます。本来なら、これからの生活に夢が大きく膨らむころですね。しかし、あなたはご両親の不仲に心をいためていて、身上のおじいさまや、妹さんのことが気がかりで、喜んでばかりはいられない心境でしょう。ずっと両親の笑顔、家族団らんの中で育ってきたのに、1年ぐらい前から急に状況が変化したとありましたから、ショックが余計に大きいのではないでしょうか。

 さて、ご質問の、あなたにとって何ができるかを考えてみました。これまでも、言い合いの仲裁に入ったり、いろいろ働きかけてこられたそうですが、なかなか好転の兆しが見えないのですね。可愛い娘のとりなしに気がつかないほど、今のご両親には、心の余裕がないのだと思います。また、心の余裕がないのはあなたも同じこと。自分が家を出てから、ああなったら、こうなったらどうしようと、起こっていない事柄に心を囚われ心配を募らせているのです。考えて見れば、あなたがご両親の気持ちを変えることは難しいかもしれません。それより、あなた自身の先案じの心を変える努力をするほうが先決です。いったん悩みから心を離して、別の方向に目を移す努力をしてみましょう。

幸い、あなたは導いてくれる友人がいて、「学生生徒修養会」に参加し、別席を運び、ようぼくとなっておられます。「人をたすけてわがみたすかる」というお言葉を聞いたことはありませんか。「たすける理がたすかる」とも。

内向きになっている心を大きく開き、深呼吸をする気持ちで周りを見まわしてみると、あなたにも手を差し伸べられるようなおたすけの場がきっと見えてくると思います。心優しいあなたなら、親身になって人のたすかりを祈ることもできることでしょう。そうやって親神様のお喜びくださる心を培うことが、たすけていただける種になるのだと思います。今という時に心尽くしたものだねが、将来に向かってあなたの力となる。そんな広がりが感じられるから、お道は素晴らしいと私は思うのです。

『天理時報』人生相談 回答者:吉福多恵子

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