小さい子どもは好奇心旺盛。上の兄弟と同じ遊びをやってみたいと思うものです。コロナ禍で、保育園から高校まで自宅待機の今、実は家の中が一番人口密度高いのではと思う今日この頃です。
先日、子どもたちが全員外で遊んでいた時のことです。ちなみに我が家は、中1、小5、5歳の孫たち。そして2歳と高2の里子がいます。
上の子たちが持っていた竹竿を、ちょっとした隙に2歳の里子がゲット!ブンブンブーンと振り回し始めました。
最初に気がついたのは5歳。「〇〇君、ダメーー」と、力任せに竹竿を取り上げに行きました。
5歳「〇〇くんには危ないでしょ」そう、セリフは合ってる。
で、もちろん2歳は大泣き。収拾がつかなくなりました。
まだまだ言葉が発展途上で、親の注意も理解できていない2歳児。
「ダメ!」と大きな声で怒られたら、手を引っ込めるのは、ビックリしたからだけのことで、決してモノの良し悪しが分かっているわけではないのです。
その証拠に、怒られて1分も経たないのに、衝動の欲求のままにあれもこれも引っ張り出してくる、それが2歳です。
「これはダメ、あれもダメ」禁止している方もストレスですが、されている方もストレス。一体、このイライラから抜け出す方法はあるのでしょうか。
あります!その方法をお伝えします。
実は、ちょっとしたことをすることによって、お母さんのイライラ、みんなの険悪ムードが解放される方法があるのです。 それは・・・
「これは危ないから使いませんよ」(この棒が目に当たったら、目が見えなくなるんだよ)危ないことは危ないと伝えなければなりません。
その後に、「これなら遊べるよ」と、子どもが興味を持ちそうなものを与えてあげるのです。そう、子どもに代替え案を出してあげるということです。
禁止だけでは、その後に、何をすればいいかがわかりません。
子どもに、すべきこと、してもいいことを提示することで、子どもはおとなしく遊ぶことができるでしょう。
こんな例もあります。
だいたい子どもは、お母さんが忙しい時に限って、「お母さん、遊ぼ」とか、「絵本読んで」とか言ってきませんか。お母さんは「ちょっと待っててね」と自分の用事を済まそうとするのですが、子どもは、「お母さん、お母さん」とまたもや言い募ってくるものです。
これも、子どもに、「今はダメ。待ってなさい」と指示しているのですが、待っている間のすべきことを提示していないわけです。「時計の長い針が6のところまで待っていてね。ここで、折り紙をしながら待っててね」と、具体的に自分のすることがわかると言うことが大切なのです。
どうでしたか。心当たりがある方は、ぜひ試してみてくださいね。
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