新型コロナウイルスにより、多くの方が亡くなったり、重症化しています。そのような方々の回復と、新型コロナウイルスの感染拡大が一日も早く終息することをお祈りいたします。
先日、私は、「新型コロナウイルスに感謝!?」という記事を投稿しましたが、その後、新型コロナウイルスの特徴がだんだんと明らかになってきました。
そこで、ここであらためて親神様からのメッセージを受け取り、陽気ぐらしへの足取りを前へ前へと進めるきっかけとさせていただきたいと思います。
※ここでは、私(天理教濃飛分教会長 吉福成人)の個人的な悟りをお伝えいたします。
まず、現時点で分かっている新型コロナウイルスの最大の特徴は次の二点です。
- 2週間もの潜伏期間がある
- 症状が重い人、軽い人、無自覚の人がいる
この二点の特徴により、新型コロナウイルスは、多くの人々の考え方や行動を変えました。
まず、新型コロナウイルスに感染してしまった人は、
- 過去2週間の行動を振り返り、どこで誰から感染してしまったのかを考えます。そして、ここ数日では、感染経路が特定できないケースも出てきています。
- そして、治療します。
次に、新型コロナウイルスに感染していない、または、無自覚の人は、
- もしかしたらどこかでウイルスに触れたかもしれないと考え、手洗いやアルコール消毒、うがいを徹底します。
- また、実はすでに感染していて無症状なだけかもしれないと考え、なるべく外出や人と会うことを控えます。
これは、どこか「八つのほこり」と「誠真実」の教えに似ているような気がします。
まず、事情や身上をお見せいただいた人は、
- 自分の過去を振り返り、親神様の思し召しに沿わない自分勝手な心遣いをしてきたのではないかと反省します。そして、自分の記憶に思い当たる節がなければ、前生から持ち越してきたいんねんであると自覚します。
- 今までの心遣いを反省し、改めます。また、前生のいんねんを悟り、たんのうして通ります。そうすることで、事情や身上の解決の御守護をいただけるよう努力します。
また、事情や身上をお見せいただいていない人は、
- ほこりの心づかいをしているのではないかと反省し、心のほこりをはらう努力をします。
- また、人にもほこりの心遣いをさせないように、誠真実の心を使うよう心がけます。
この教えを聞かせていただいているお互いは、事情や身上をお見せいただいていたとしても、そうでなかったとしても、陽気ぐらししていくためには、常に心のほこりの掃除を怠らず、誠真実の心で通らせていただけるよう、努力させていただかなければならないということをあらためて親神様が教えてくださっているのではないかと思います。
今、新型コロナウイルスの蔓延という世界的な事情をお見せいただくお互いは、ただ、終息を願うだけでは不十分だと思います。今まで以上に、心の掃除につとめること、また、周囲の一人でも多くの方にこの御教えをお伝えして多くの方々とともに陽気ぐらし世界を目指していくことをお誓いさせていただきましょう。
では、具体的に心の掃除ってどうすれば良いの?というお話はまた次の機会にさせていただくつもりです。