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悩みをお坊さんに聴いてもらう方法

悩みをお坊さんに聞いてもらいたいけど、どうしたら良いのかわからない。

残念ながら、お坊さんに悩みを聞いてもらうことはなかなか難しいことなのかもしれません。

松本紹圭氏の著作『地域とともに未来をひらく お寺という場のつくりかた』の表現を借りれば、「日本のお寺は二階建て構造になっている」からです。

もちろん、実際にお寺の建物が二階建てになっている、という話ではありません。

日本のお寺は、一階は檀家の為に先祖を供養するための死者を中心とした領域で、二階は仏道を求めるなど生者の為の領域となっていると想像してみてください。

いわゆる檀家さんと呼ばれる方々のほとんどは、お寺には先祖供養や葬式、法事をしてくれることを望んでいて、二階(仏道を求める)に対する興味はありません。

一方、「お坊さんに悩みを聞いてもらいたい」などとお寺の二階部分に興味がある方は少なからずいるのですが、お寺の檀家でなければなかなか一階を通って二階にまでは上がって行きにくいという構造上の問題があるのです。

そこで、開かれたお寺を目指しているお坊さんの中には、二階部分への外階段をつけて、檀家さんでなくてもお寺に気兼ねなく寄ってもらえるような仕組みづくりに取り組んでいる方もおられます。

二階部分への外階段とは、檀家さんでなくてもお寺に自由に出入りできるような「座禅体験」「お寺カフェ」「お寺マルシェ」などといった取り組みのことです。

お坊さんに悩みを聞いてもらいたいのであれば、そのような活動をしているお寺を探して訪ねて行ってみてはいかがでしょうか?

「お寺おやつクラブ」「テンプルモーニング」「寺カフェ」などというキーワードであなたのお住まいの地域で活動しているお寺を探して連絡をしてみれば、きっとあなたの悩みを聴いてくれるお坊さんに出会えることでしょう。

ところで、もし、あなたが「お坊さん」にこだわらず、宗教者に悩みを聞いてもらいたいということであれば、

私ども天理教濃飛分教会にご連絡いただければ電話やEメールでの悩み相談はもちろん、日時を決めて実際にお会いしての悩み相談もお受けいたします。

御遠慮なくご相談ください。

または、070-3236-6423にお電話いただければ、会長が直接お悩みを聴かせていただきます。

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